風音編
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その声は櫂のものだからだ
「無理をするな、と何度言ったらわかるんだ?」
「禮より怒ると怖いから嫌なんだよ…」
「言ってるだけだからわからないのか?閉じ込めるってどうだ?」
内心舌打ちをし、櫂に近付く
「櫂…そんなに私が好きなの?」
櫂の頬に手をあて、女の声で女の顔で妖艶に微笑む
「っな///」
櫂の顔は一瞬で赤に染まった
「ん?」
「あぁ、そうだよ!悪いか!」
「ふふっ」
その笑みに体がぞわりとした
あまりにも綺麗すぎて
「櫂は素直だね…でも、それは応えてあげられないよ。今はこの姿だしね」
「わかっている、それくらい…」
櫂の耳に唇を寄せる
「櫂、そんな顔しないで…話の続きはあの世界でね」
スッと離れ、昌浩に近付く
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