風音編
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そこに現れた晴明
久し振りに対面したので、暁は柔らかく微笑んだのだ
「お久し振りですね、」
「暁様はいつも、昌浩の危ない時に現れますね…」
それに笑って誤魔化す暁
「昌浩を先に連れて帰りますね」
そう言い終え、暁と昌浩を優しい風が包んだ
安倍邸に着き、暁の体からふっと力が失われた
「早すぎた、か…」
額に手をあて、息を吐き出す
「六合、昌浩頼まれて…くれない?」
「わかった…」
昌浩を抱える六合を見てから、暁は壁に体を預けた
「先に昌浩を休ませてあげて…少ししたら追いかけるから、ね?」
六合は微かに頷いてから踵を返した
気配が遠くなり、暁は苦笑した
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