風音編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
暁は力を僅かに解放した
触手は次々に消えていく
息を吐き出し、昌浩の方に向き直る
(起きたみたいだね)
その姿に安堵した暁
「紅蓮、後は自分の背負っているものを昌浩に伝えろ。受け止めてくれるから…」
ふわっと微笑した暁にもっくんは目を見開いた
「暁…っ」
昌浩の疲れを隠しきれない声で呼ばれる
「昌浩、もっくんの…紅蓮の過去を聞いてあげて」
「暁」
「紅蓮、肩の荷を少しは楽にしろ…俺はちょっと席を外す」
そう言って暁は姿を消した
二人の姿が見えるところに移動し、見つめる
昌浩の表情は意識が朦朧としているのがわかる
暁は昌浩の後ろに滑り込み受け止めた
もう眠りについてしまったようだ
そんな彼の髪を撫で、触手のどろりとした液体を拭ってやる
.