風音編
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暁が地上に降り立ったのは日が僅かに暮れていた時だ
遠くの方から声が聞こえる
(…悲鳴)
タンッと軽く地を蹴り、其方に向かう
スタッと着地をし、目の前の様子に溜息を一つ
陰陽生の妖との間に滑り込む
「払除」
妖を弾き飛ばす
「風刃招来」
風の刃が吹き上がり、次々と倒していく
「向こうのが…ッ!!」
バッと走り、昌浩の前に出る
「封k―!!」
術が間に合わず、昌浩を抱き締め飛ばされた
「ッ!!禮」
それを最後に暁の意識は闇に覆われた
禮は風を使い、二人を包む
優しく抱き留め、息を吐き出す
禮の姿は誰にも捉えられていないが、陰陽生達を睨み付けた
六合に昌浩を渡し、暁を抱き締め運ぶ
あばら家に入り、休ませる
禮は暁に手を翳す
「ん…ッ」
ギュッと禮の服を握り、息を吐く
少し経つと暁は目を開けた
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