風音編
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暁の傍に寄ってきた瞬間消える
まるで最初から居なかったかのように
歩みを進め、中心部に到達した
「天一!!」
声を荒げ駆け寄り、力いっぱい突き飛ばす
呪詛の念全てが暁に叩きつけられた
黒の狩衣はところどころ切れていて、その隙間からは血が流れているのが見える
「必神火帝 万魔拱服…ッ」
符を投げ、力強く言葉を発した暁
「破」
霊気の刃を受け、直ぐに恨鬼はかき消えた
昌浩が駆けて来る
「敵に背を向けるな、昌浩」
冷たくそう言い放ち立ち上がる
「風刃招来」
足元から幾つもの風の刃が吹き上がり、恨鬼を倒す
「天一、大丈夫か?突き飛ばして悪かった」
「暁様、すみません。私のせいで」
「俺は大丈夫だから」
誰が見てもそれは大丈夫な状態ではない
「瀧、手伝ってあげて」
《御意》
周りにいる恨鬼を次々と倒していく
「禮、結界の手伝い」
《御意。傷、後で治します》
それに微笑して頷いた
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