風音編
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ピンク色の子を下ろし、昌浩へと近付く
くしゃっと髪を撫でてやる
隣にしゃがみ込んで、昌浩を見つめる
「昌浩、ごめん」
「……」
「無視かよ」
ふぅと息を吐き、昌浩の手を掴む
「暁、離して」
「へー、ふーん。そー…」
拒否され暁の雰囲気は大きく変わった
バッと手を離し、立ち上がる
「さよーなら。お幸せに」
ふんっと言って消えた暁
暁は白虎によって異界へと来ていた
「あームカつく。何で拒否されなきゃいけねェの」
木の中へと入り、瞼をおろす
数日か数週間かはわからない
体を起こし、地上へと舞い降りる
服装は真っ黒で闇と同化しそうな程
微かに見える白い肌がより一層引き立つ
そのまま内裏に向かう
中に入り、茵に横になっている行成へと近く
「誰だ…」
「陰陽師…ですよ。体を楽にして下さい」
体から力を抜くのを見て微かに微笑する
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