窮奇編2
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そんな小さな体で想像出来ないくらいのことを抱えてきた
誰にも悟られないように…
笑顔で居続けた
そんな彼女が今腕の中で泣いている
愛おしいと思った
「暁、無理しないで」
それに泣きながら頷く暁
「暁が誰を好きでも関係ない。俺は暁が好きだよ」
優しく、強く暁を抱き締めた
抱き竦めたと云う方が正しい
「昌浩…有難う」
泣き終え、そう感謝を表した
「昌浩が居てくれて良かったよ…」
「俺も暁が居てくれて良かった」
ギュッとまた抱き締める
驚き、息をのんだ
「昌浩…?」
「本当に好きだから、考えて…待つから。」
「うん、わかったよ」
背中を優しく叩いた
昌浩の声は僅かに震えていた
暁はそれに優しく笑う
「大丈夫、多分無理はしないようにきっとすると思うから」
「今の色々おかしくない?」
それに暁は笑った
昌浩も笑う
二人の幸せそうな笑顔が見えた
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