窮奇編2
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白虎は十二神将の青龍を見つけ、口を開く
《屋敷の主に、暁が倒れたと伝えて欲しい。頼みますよ》
眉を潜めたが、視界から消えた
白虎は暁の暮らしている部屋に向かう
「ッア!!」
白虎は暁に力を注ぐ
茵に寝かせ、白虎は暁の看病を続ける
時が過ぎ、慌ただしく走ってくる足音
「もっくん、何でもっと早く言ってくれないんだ!!俺が一番好きなのは誰か知ってるはずだ」
「お前は優柔不断だな。さっきまでは彰子ーと言って、今は暁ー。本当に好きならその人だけを見ろ。だから暁は気付かない…そんなに優しくしていたら片方が可哀想だ」
尤もな言い分に昌浩は何も言えなかった
暁の部屋の戸が開く
《お静かに》
白虎がすごい剣幕で二人を見る
「暁?」
おずおずと近付き、暁に手を伸ばす
その頬は冷たく、生きているかもわからないほどだ
息をしているのを見ないとわからない
昌浩は目頭が熱くなるのを感じた
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