窮奇編2
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その直後窮奇はもう目の前まで来ている
「ッ!!」
「紅蓮―!」
刹那
白銀の龍が現れ窮奇の体を包み込む
紅蓮は昌浩を
六合は暁を抱え、地におろす
「有難う、六合」
小さく微笑し、窮奇を睨む
その変貌ぶりに驚く六合
「凶魔風斬」
凄絶な霊力の刃が放たれ、窮奇の体にまた新しい傷を作る
血は止まることを知らない
「万魔拱服 急々如律令」
見えない雷光が窮奇に振り落とされる
呪詛が体にあるはずなのに…と目を見張る六合達
その小さな体で必死に戦い続ける
「風刃 招来」
足元からいくつもの風の刃が吹き上がる
『呪詛がありながら何故戦える!』
「護りたい人がいるから…」
横目で昌浩をみた
「ただ、それだけだ」
『おのれ…ならば』
前足を掲げ地に叩き落とすと大地が割れた
足元まで迫り、地中から障気が迸る
鋭利な刃のようなそれに全身を切り裂かれた
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