窮奇編2
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晴明は席を外した
「昌浩、俺は偶然お前と会いそして今に至る。俺は昌浩と紅蓮を大切に思っているよ…人である昌浩にあまり負担がかかって欲しくなかったが為に俺がしたことだ…それにこの呪詛も、昌浩が彰子様を大切に大切に想っているのを知っている。昌浩なら移せと言うだろうと思ってな…」
ふっと笑う
「それに昌浩が大切にしたい奴を護りたかったのさ。これからも二人には笑って欲しくて…人を好きになることは大切だ。彰子様を護ってやりな?」
「何で…何で!!俺の気持ちを知ったように言うんだよ…俺が好きなのは彰子じゃない…大切なのにかわりはないよ?でも暁は俺の気持ちわかってない。俺が本当に好きなのは暁なんだよ…だから暁に無理して欲しくない」
暁はそれに目を見開いた
「なのに暁は俺に隠れて無理ばっかして…何も話してくれないし。」
次第に下を向き、声も小さくなる
「昌浩…?」
膝をつき、顔を覗くと真っ赤になっていた
「え、真っ赤?」
ほんのり赤いというレベルではない
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