窮奇編
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傷口からは止まらない血が流れる
符を一枚取り出し周りを見て笑った
「万魔拱服」
一瞬で半分の妖が消えたが暁は舌打ちをした
減った量が少ないからだ
そこに無数の光が落ちてきた
「白虎…俺が親玉を叩くから」
「何を言っている?そんな状態で」
「良いから…っ?」
視界が歪み、ふらつく
暁の血を舐めた妖達は力が増し、襲いかかってくる
「チッ…厄介だ‥裂破」
そう言い妖を消し去った瞬間
「―万魔拱服!」
周りの雑魚は消えた
「窮奇…逃げたな。最悪」
「主!」
声のした方へと目線を向けると、白虎が走ってきている
「お疲れー」
「昌浩を助けてくれたことに礼を言う」
「騰蛇…別に良い。一つ謝る。窮奇は力を得た…気をつけろ」
「何?」
「俺の血のせいだ。俺の名は暁…騰蛇、昌浩。お前達に力を貸そう…だからッ!?」
ガクンと体から力が抜け、立っていられなくなっている
「オイッ、大丈夫か?」
「平気だ。だから、何かあったら俺の名を叫べ…必ず行く。それが何処であっても」
「主、もう休んで下さい」
「わかっている。帰ろう」
そう言って立ち上がった瞬間、腕を引っ張られ横抱きにされた
「は?え?お、降ろせ///」
「嫌だ‥そんな怪我してるのに」
「ま、昌浩///!」
騰蛇は瞬きもしないうちにもっくんへと姿を変え肩にのった
「白虎、助けろよ///」
返答も無く、それを見ているだけだ
「暁、大人しくしててよ。落ちたらどうするんだ」
昌浩の手も血で濡れていく
安倍邸に入り、神将から睨まれた
(うっわ…視線酷い)
中に入っていき、清明の部屋へと向かった
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