窮奇編2
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暁は白虎が腕輪を持ってくるのを安倍の庭で立って待っていた
(間に合えよ…頼むから)
瞼を綴じ、待つ
《暁、持ってきました》
「前よりは平気か?」
《そこはきちんとやらせておきました》
「白虎、有難う」
ふわりと笑う暁にやや下を向き否定した
《このようなとこで待っていては駄目です///》
誤魔化すように注意をする
「ふふっ、心配性 !!!障気」
白虎の背にすぐさま乗った
「東三条殿に行ってくれ」
息もままならないような速さで翔る白虎
バッと飛び降りる
符を放つ暁
「裂破 オンハンドマダラ アボキャジャヤンソロソロソワカ」
暁は前に進んでいく
「白虎、」
《御意》
暁は彰子の所に向かう
「ごめんなさい…ごめんなさい」
暁は彰子の頭から爪先にかけて、何度も払う動作を繰り返す
触れるか触れないかの位置で
最後に傷のある手に触れる
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