窮奇編2
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暁は微笑し、近付く
「昨日は有難う」
「礼には及びません」
「本当に感謝しているよ?」
「ッ、有難うございます」
暁はそれに笑みを深めた
「ゆっくりと話そうか」
「はい」
高於は笑顔で頷いた
だらだらと話しているうちに暗くなってしまった
「暗いな…」
目を細め、周りを見る
「螢か…綺麗だな。」
「はい」
「螢の光では高於が見えない」
その言葉の後に、二人の周りには光がうまれた
「暁様、体には負荷がかかっているのですから体を大切にしてください」
「これくらい出来なかったら、俺も終わりだ。大きな力は使えないけどな、この腕輪のせいで」
ヒビがはいっている腕輪に触れながら
「これが壊れたら、俺は自分を制御する術を見つけられるのか…周りの人を傷付けなければ良いんだけど」
そんな暗い空気を無くすように
「ありがとうございました!」
昌浩の声が響いた
「ふっ、昌浩がいるから大丈夫かな」
高於は安堵の息を零した
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