窮奇編2
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あれから日が過ぎ、八月も終わり
(最近何もないな…)
その時、神気が降りてきた
暁は静かにそちらに向かう
「高於…」
「そろそろ失礼する」
暁の剣呑な眼差しを受け、高於は去って行った
「ったく、高於は…サンキュー」
クスクスッと口元に手を当て笑った
「病み上がりだというのに…!」
紅蓮の声は怒気が含まれている
「紅蓮、怒るなよ?感謝するところなんだから」
それに紅蓮は怪訝な瞳で見てくる
「あの神を完全に依り憑かせてしまったというのも、すごいことではあるわな」
その会話に話って入るように突然響いた晴明の声
「晴明…」
「…全く、とんでもないのに気に入られてしまったな」
「本当に、困った奴じゃ」
(俺のせいでもあるかな?)
そう思いながら昌浩を見て苦笑した
そして翌日
「…なに――っ!?」
もっくんの声が聞こえ、足を向けた
「昌浩、出仕するのか…」
「うん」
「…しゃーねェーな、行くか」
ふっと笑いを零し、頭を撫でた
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