窮奇編
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それに苦笑いをこぼしたが、嬉しそうだ
「昌浩心配かけたね。ごめんな?俺にも事情があるからさ」
「事情って何?」
「今はまだ言えない。ほら一の姫に失礼だから離れな」
ぽんぽんッと頭を叩く暁
「そのままで良いです。昌浩もあなたにも本当にごめんなさい。それから、助けてくれてありがとう。そろそろ戻らないといけないから」
そう言い置いて彰子は立ち上がる
「一の姫様…敬語はいりません。私も…否。俺も抜くから」
それに目を見開いたが嬉しそうに笑った
そして彰子は安倍邸を後にした
「昌浩、そんなに寂しかったのか?」
それに狼狽えた
「有難う、俺も寂しかったよ」
そう言って暁は微笑んだ
「本当に?」
「あぁ」
「二人して忘れやがって…幸せそうなオーラ出しやがって」
「もっくんごめんな?お前の大切な清明がくれた名を俺はあの時何度も許可無く呼んだ…ごめん」
「…暁になら良い」
「もっくん…俺を殴れ」
「「は?」」
昌浩の声も重なった
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