窮奇編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
のそのそと安倍家の中に入り、気が抜けたのか体が傾く
「あ、ヤバッ」
ポスッと抱え込まれる
「何やって…!!!!」
「朱雀…悪いな。立てるから良い。天一に見られて誤解されたくないだろ。離せ」
朱雀は目を丸くしたままだ
暁の傷の深さ、傷の量に
「暁様、大人しくして下さい。今治しm「やめろ。移し身を安易にするな」」
そう切り捨て、朱雀から離れようと朱雀を押す
そこに露樹が来て、顔を青くし悲鳴を上げた
「露樹様、落ち着いて下さい。大丈夫ですから」
尋常じゃない悲鳴に駆けつける者達
(眠ぃーもうヤバいかも…)
その間も血は流れている
まだ止まっていないのだ
「頼むから…皆静かにしてくれ。頭に響いてふらつく」
朱雀の腕から離れ、段差を登りこめかみを抑えた
ふっと足に力が入らなくなり、また傾く
意識は朦朧としていてそのまま気を失った
暁を支え、運んだのはまだ傷が癒えていない昌浩だった
寝かせて、心配そうに暁を見つめる
隣には彰子が座っている
.