窮奇編
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無論それに顔を赤くした
《あ、主///》
《狡い…朱雀》
玄武が言ったのに微笑しながら
「皆、俺を慕ってくれて有難う」
櫂は体を身動ぎ、ゆっくり瞼を開けた
「あ、起きた?」
《暁、悪い》
申し訳なさそうに謝る櫂
「俺の責任だ。櫂に無理をさせすぎた」
《別に平気だ…暁が怪我をするよりかは良い》
「でも、櫂《それ以上言ったら怒るぞ》」
言葉を遮り、威嚇をしてくる
「櫂…俺が心配しちゃ、いけないのか?それは迷惑なのか?」
《ッ違う…暁の負担になりたくないんだ》
「…負担なんて思わない。いつも護られてきたんだ」
《俺は後悔してない。この身が尽きるまで、暁のことを護ると決めたんだ…だから暁は気にするな。感謝してるんだ俺等は》
「俺は何もしていない」
それに皆首を振る
《主が気付いていないだけ》
《夜風は体が冷える。さっさと寝る場所を探せ…》
「わかった」
そう言って適当に歩き、荒れた邸宅に入っていく
「結」
そう言って周りに結界を張り、体を休める
この結界は完璧に外と遮断され、暁が許さぬ限り入ることも見つけることも出来ない
「寝る。皆も休めよ?これから大変なことになるからな…お休み」
瞼を閉じ、眠りについた
それを式神達は微笑ましく見ている
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