窮奇編
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そんなの知らないかのように微笑んでいる暁
「納得しろとは言わない…何れ納得させるから(黒笑)」
「御意…」
「本当に大丈夫だから…そんな顔しないでよ?俺は本当に大丈夫だから。絶対に死なない…櫂に誓って約束する。この誓いは違えることはない」
「暁を信じる。もし死んだら、連れ戻しに行くから覚悟してろよ(妖笑)」
そう言って異界に帰って行った
「うぇー怖いな‥」
そう言っているが、表情は穏やかだ
「さて、もう起こさないとな‥昌浩起きて?まーさーひーろー」
「コツがあるんだ…清明の孫」
ガバッ
「孫言うなー」
暁の膝から勢い良く起き上がった昌浩を見て目を丸くした
「クスクスッ…面白いな-。昌浩、準備しろよ。朝餉が終わったら声掛けてくれな?」
口元を覆いながら話している
「あ、寝癖」
髪に手を伸ばし、寝癖を直し微笑んだ
「じゃ、あとでな」
そう言って部屋を後にしたあと昌浩が皆から暴言を言われていたのを暁は知らない
「白虎、何で青龍が起きてるんだ?彼奴無理矢理起きただろ」
《はい。その通りです》
その言葉に暁は深い溜息を吐いた
「青龍、此処へ」
《何だ?》
犬とも虎とも言える姿へ変え、あらぬ方向を見ている
「何故無理矢理起きた」
《別に…》
「あまり心配をかけないでくれよ?ちゃんと休んで欲しい…万全の状態で戦って欲しいんだ」
《わかった…今から眠る。だが、戦いの兆しが見えたら起こせ》
「お休み、櫂」
そう言うと異界に戻って行った櫂
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