窮奇編
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その意味を理解したからだ
「昌浩は安心して…もう陰陽寮の出仕の時間じゃないのか?」
「あ、本当だ…間に合うかな」
「送っていくよ…準備と朝餉が終わったら声かけてくれ。てか、少し寝ろ…」
瞼に手を当て、寝かせた
「白虎」
《何でしょう》
「昌浩を送っていく為の準備済ませておいてくれ」
《御意》
そう言って気配も消えた
「で、青…っと宵藍。その視線やめろ」
「暁、さっきのはどういうことだ」
「昌浩には黙ってろ…絶対にやめろって言われるからな…」
ふっと笑い、昌浩の髪を撫でた
「騰蛇、何故止めなかった」
「もっくんを…騰蛇を攻めるな。これは俺が好きでしたことだ。誰にも口出しはさせない。俺の式神にも…ま、怒られるかな(苦笑)」
《全くだ》
「げっ…一番五月蠅いの起きちゃったよ」
額に手を当て、溜息を零した
《暁、何やってるんだ。》
「移し身…的なもの?」
《それが駄目だと言っているんだ(怒)》
「皆が見えるように顕現して」
《御意》
怒り気味だが、顕現した
「俺の式の青龍…ま、お前等良く似てるよ。仲良くしろよ」
「「…は?」」
「良いか、主の俺に反発するな。俺がやりたいことをやってるんだから」
「っ…御意」
地に足をつけ、頭を下げた
「心配してくれて有難うな。櫂」
深い蒼の髪を撫で、額に接吻をした
「有難う…気持ちだけ受け取っておく」
再度髪を撫で、微笑んだ
それに瞠目した一同
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