#008
夢小説設定
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顔は笑っているのに目は笑っておらず雰囲気も最悪な灰夜
「皆先に行ったわ?早く追いかけましょう?」
「う、うん」
「ルルも待ってるわよ?ルルのポチだものね?」
あっと手を伸ばすが灰夜はスタスタと歩いていってしまう
背中を向けた灰夜が酷く悲しそうで洸は動けずにいた
角を曲がり完全に灰夜の姿が見えなくなり、慌てて追いかけるとー
目元を拭う姿をする灰夜に心が潰されそうな程の感情を覚える
その背中に駆け寄り後ろから抱きしめる他ない
「なぁに……」
「灰夜をもう傷つけた、ごめん、」
「なんで謝るの?私は何も……あなたの交友関係に口を出す気など無いわ?それがどんな交友関係でも、ね」
グッと眉間にシワが入るが、直ぐに感情の無い顔へ戻る
「、離してちょうだい……」
そう言って無理矢理洸の腕の中から出ていく
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