#001
夢小説設定
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闇夜は昶の後を追いかけていく
手を掴まれたままだからだ
「おじゃまします」
二階に上がって部屋につくと手を離された
白銀と一緒に苦笑い…
「えっと…何処座れば良いのかな」
「何処でも良いんじゃね」
部屋の扉が開き、昶から少し離れた所で正座をした
「…浅村賢吾だよな?昶と友達の」
「うん…ちょっと一方的かも知れないけど」
「…。月城由宇で同じクラス…宜しく。急に来てごめんな?かなりウザイ奴に追われてて…な、昶」
「あぁ」
「昶っ、俺達付き合い長いけど昶がウチ遊びに来たの初めてだよなっ。だからいきなりでも来てくれてすげー嬉しいよ!嬉しいけどさ…友達の家に行ったらそれ用の遊びってあるよね?」
「あ~?別に。ねェよ。」
「昶、仮にも人の家なのに勝手にゲームして何やってんだよ…俺泣きそう。賢吾めっちゃ可愛いけど、可哀相」
「は?何処が可哀相なんだよ。普通普通」
「賢吾泣いてんじゃん」
よしよしと頭を撫でてやっている
「しょーがねェなァ…じゃあコレで敵キャラ動かしてる気分にでもなれよ。瞬殺してやるから」
「悲しすぎるわッ!!!はぁ…もういいよ…」
「ああ!?もういいならいちいち文句つけんじゃねェよ」
「す…っスイマセン…」
「謝る人逆だし」
「たっだいまーっ」
「あ、ネェちゃんだ」
部屋の扉が空いた
「ねー賢吾。今日お父さんとお母さん旅行でいないから晩ゴハンはインスタントで…あ――――っ!!」
「おじゃましてます」
「ね…ネェちゃん?何イキナリ大声出して…」
「貴方!!5時頃“エージング”っていうバーにいなかった!?」
闇夜は逃げた
机とベッドの間に小さく座り込みながらやり過ごしている
「はぁ…まぁ…いましたけど…」
「やっぱり!!そしてここにいる事から推察するに、もしかしたら賢吾と友達とかそういう関係だったりする!?」
「まぁ…一応…」
今度は賢吾の肩を掴みながら泣いている
(意味わかんねェ)
コソコソ移動し、白銀の隣に避難した
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