#008
夢小説設定
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だがその髪色の違いにすぐ様皆が気づく
灰夜と同じ髪色だと
「洸兄!?今までどこに……!?」
「ちょっと野暮用があったからね 大丈夫 こっちの用事はもう終わった……ごめんね、皆を守るって言ったのに……」
灰夜は賢吾の傍へと行き膝を折る
口元についた血を拭い、眠っているような姿に涙を流す
「私を呼んだら良かったのに、なんで呼ばなかったの賢吾……」
優しく優しく撫で、言葉を紡ぐ
「彼の者の痛みは私の痛み、命尽きるまで戦場で戦ったものに祝福を与えよ……死して尚苦しませることは許さぬ、安らかな眠りへと誘うが良い」
その言葉と共に体の傷は癒え、暖かな光が賢吾を照らす
「祀翠、説明して、どうしてこうなったのかの経緯を」
戸惑いながらも総てを語るその言葉に耳を傾ける
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