#008
夢小説設定
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そんな洸の頭を優しく優しく撫でる
「きっと劉黒が賢吾を迎えに来てくれてるわ」
「うん、そうだよね」
そう言ってぎゅーっと抱きついてくる洸
「洸は今灰世界の王、理に反したことも出来る存在、賢吾をどうしたい?」
「生き返らせたいけど、でも、それは違うってわかってる、きっとアキもしない、」
その言葉にうんうんと頷く灰夜
「私はそういうことをきちんと考えられる、痛みを理解できる洸だから好きになったのよ。私に無理強いをしない、私に全てを求めない、与えられる人だから愛した」
「でもそれは当然でしょ?」
「当然、って思ってる洸が凄いのよ?普通できないわ……それに力を手に入れたら使いたくなったり、自己中心的な行いをしてしまうものだから」
下から覗き込むように見てくる洸の瞳からは涙が流れていた
その瞳には今灰夜が言ったことが全く理解できていない様子だ
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