#008
夢小説設定
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自分の唯一の空間に息を吐き出したのか、これからすることへの緊張なのか
「ここ、オレ来ていいの?」
「ここ座って?劉黒にもしなかった、洸にしかもう生涯することはない」
その言葉に疑問をもちキョトンとクビを傾ける姿に笑みがこぼれる
「さあ、ここに」
その言葉に促され言われた通りに腰をかける
「今はアキの子としている洸を奪い取る形になるから、ちょっと?痛いかも?」
「なんでそんな疑問形なの?」
「やったことないからよ、さあ始める」
深呼吸を繰り返し、座っている洸の目の前に立つ
「私灰世界の王妃、此度王を迎える運びとなった」
その言葉に洸は目を見開き立ち上がろうとするが、目で制される
「彼の者はこの灰世界の居住を許可する、喜べ!この灰世界に王が誕生するこの瞬間を……そして感じろ、世界の調律が保たれる瞬間を……さあ、彼の者の名を歴史に世界に刻むがいい、王の名は『洸』、私の一生の対の誕生である」
そしてゆっくりと洸へと近づき唇を重ねた
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