#008
夢小説設定
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その時、洸の力が漲るのを感じ手を止め振り返る灰夜
「アキ ありがとう...」
そう言って突き刺さっているそれを取り、澤木へと走り出した
が、それを止めて腕の中へと収める灰夜
「洸、死なないで……私を1人にしないで、もう独りはイヤ……」
「灰夜、、ごめん、頭に血が上って、澤木を殺すことしか……」
声を上げ泣く灰夜を抱き締めて謝ることしか出来ない
心臓を潰されそうな程の苦しさを覚える洸は、自分の理性のなさ、不甲斐なさを悔いる
「灰夜、澤木と決着つけてくるから」
そう言って立ち上がる洸は獣化の姿ではなくいつものストックが回復したあの姿だ
「行ってらっしゃい、洸」
その言葉に見慣れた笑顔を返してくれることにただただ安堵する灰夜
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