#008
夢小説設定
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様々な気配をそこから読み取っていく
「白銀と昶は一緒にいるみたい、問題は洸の居場所だけど……」
ほっと溜息を吐いて立ち上がる
「迎えに行きますか」
身軽な足取りで建物を飛び移っていくが、中々距離は縮まらず洸と出会えないことに苛立ちを覚え始める灰夜
「どこに向かって移動してるのよ!」
気配を察知する為に神経を研ぎ澄ましていく
バッと瞼を開いたのは、洸の近くに澤木の気配を感じたからだ
「もう、誰にも何も奪わせない」
そう言って更に加速して移動する灰夜
洸の気配が止まったと同時に澤木の気配も動くのを止めた
(そのまま何も起きないで……)
そんな願いは虚しく崩れ去る
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