#001
夢小説設定
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その反応に頬をかく
「あれっ!?違った?おかしいなァ…この子じゃないのかい?ねぇ白銀?」
眼鏡を外しながらマスターに近付く
「いえ?合ってますよ。昶君紹介しますね。ワタシの友人の我妻秋一さんです。ここのマスターをやってらっしゃるんですよ」
「僕の事は気軽にマスターって呼んでくれればいいよ」
「そして“治癒”の力を持った“能力者”です」
「…シン?」
少し疑いつつ聞くが直ぐに否定された
「え?違うよ。僕が話すの見たら勘違いもするだろうね。そうだなぁ…なんでシンが見えるかって事を簡単に説明するとね…たとえば霊力のある人は幽霊が見えるけど、無い人は見る事ができない…それと同じかな。まあ僕の場合、元々目が見えないから見えるって言い方は違うんだけどね」
自分の目を指で指しながら説明してくれた
「ユーレイうんぬんは判るけど…霊とシンは関係ねーだろ?」
指を前に突き出した
「これがあるのさ。そもそも彼らの見ている霊こそがシンやコクチなんだ。ただ、そんな事を知っている人はいないから“霊”とか“妖怪”って認識されてるだけの事さ。能力の事だって霊能力とかサイキックって言われているしね」
「能力がどういった物か見てもらった方が判りやすいんじゃないですか?」
「そうだね」
それだけ言って、奥から出てきた
「じゃ、お披露目ついでにケガを治そうか」
「何で判っ「さっきからずっと血のニオイがしてるんだよ。さ!ここに座って」」
椅子に座ると白銀が
「がんばってくださいね」
「え?あ…あぁ…何を?」
「痛みに耐えたら褒美やるよ…かなり痛いから」
「ちょっと痛いけどガマンしてね」
ぼけーっとしているとドスッという音が響き、続いて昶の悲鳴が響いた
「痛ェッ!!!マジで痛ェって!!ありえないくらいに」
「暴れないでね~」
「生々しい…気分悪くなる」
口元を押さえしゃがみこんだ
「はい、終わったよ」
「ご苦労様ですマスター」
「いやいや、おやすいごようさ」
床に倒れ込みゼーゼー言っている昶
その昶に近付き頭を撫でた
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