#007
夢小説設定
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神社らしきところで二人は止まった
(皆つけてきてるし.)
口元に弧を描き、二人の様子を遠目に見つめる
闇夜は木の枝に立ち、木に寄りかかりながら話に耳を傾けた
「……と…そこにいる面々もそう思ってるだろうよ。」
「え゛っ!!?」
(昶が気付いてるなんて…!!)
驚きで闇夜は木からずり落ちた
その枝に掴まり、息を吐き出しゆっくりと地に降り立つ
「はぁ、危なかった」
賢吾へと歩みを寄せる
「たまには頼って?」
「これでも俺達は信用に足らねぇか?」
「んなワケねーじゃん!」
下を向きながら自分の意志を口にする
「すっげぇ信頼出来るよっ」
ボロボロと涙を流しながら言う賢吾
闇夜は頬に手を伸ばし涙を拭いてやる
抱き締めてやると顔を肩に当て、更に泣き出した
「泣いときなさい」
背中を優しく撫でる
それに煽られ、余計に涙を流す
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