#006
夢小説設定
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汗が額を伝う
「これが終わったら、一度灰世界に行ってくる…かなりきてる」
汗を拭いながら、口にした
白銀は闇夜を見て頷いた
「暫くの間頼む…少し休んでくる」
腕を広げて姿を変えた
「対価治癒をするけど、洸には内緒な」
しっーっと人差し指を唇に当て洸の傷を治した
かなりふらふらな闇夜
そのまま灰世界へと向かう
「私は灰世界の灰夜 灰世界へと私を導け」
闇夜は灰世界のある一角へと降り立った
「あまり来たくなかったのだけれど、仕方ありません」
椅子に座り、瞼を下ろした
体から力を抜き、眠った
瞼を開けた時、鼻を掠める焔緋の匂い
体が一瞬固まる
(気のせいだ…気のせいだ)
椅子から立ち上がり、歩く
「闇夜、どこへ行く?」
「焔緋…やっぱり居たのか。どこへ行くかって?帰るのさ」
「余と一緒に暮らそう」
「死んでもお断りだ」
そう言って闇夜は灰世界から消えた
洸の住まいへと向かう
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