#006
夢小説設定
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白銀は眉をひそめた
「それは洸のことを看てたからか?それとも闇夜自身の体の調子の問題か?」
唇を噛み締める闇夜
「どっちもだ…」
瞼を力いっぱい綴じた
「―――ッ。俺のことは良いから、マスターを見に行ってくれ…死別は嫌だ…もう誰も失いたくないんだよ…もう誰もッ」
「わかっt『ピリリリリ』」
携帯が鳴った
「アキからか…ごめん…白銀出て。ちょっと辛い」
「ったく…もしもし昶君?マスターは来られそうですか?…は?ちょ…どういう事ですか!?」
闇夜は耳を塞ぎ、頭を左右に振った
「昶…何…て」
「昏睡状態に近い」
「!!?…昏睡状態?」
ふっ…と闇夜の意識は切れた
気絶したっていうほうが正しい
時間が経ち意識を取り戻した闇夜
隣には洸と昶が居た
「傷治すの手伝う」
「闇夜は休んでて下さい。」
「疲れきった顔で言われても説得力無い」
そう言って洸の傷口に手をかざした
ぽぅと灯る光に集中する
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