#006
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
焦ったような切羽詰まった声
「病院行かなきゃ!!」
「うーん…実はオレ諸事情で病院行けないの。あ、でもとりあえず傷の縫合は終わったし…この程度の怪我なら慣れてるから…大丈夫」
「だ…大丈夫って…」
昶が徐に口にした
「…!俺…マスター呼んで来る…白銀、闇夜洸兄の事頼む!」
「判りました」
闇夜は無言で頷いた
「マスター?ってまさか…エージングの?」
「あの人実は治癒能力って奴持ってるんだ。何とかしてくれると思う…すぐ戻る!」
「私も行くわ!」
綾が追いかける
「えっ!?じゃあ俺も行くよ…っ!!」
追いかけるように走り出した
静かになった部屋
「行った意味が無駄になってないと良いけど」
闇夜のその言葉が嫌に響いた
「洸…お前さっきコクチにやられたっつったよな?」
「それが何?」
「お前ともあろう奴が、たかだかコクチにここまでやられるとかありえねーだろ…何があった?」
「嘘もなにもないよ…コクチにやられたってのは本当だって…」
言葉を切り、また口を開いた
.