#005
夢小説設定
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近くに行き、傷の部分に手を翳す
対価治癒はせずに、出来るところまで治していく
「洸、無理しないでよ」
汗をタオルで拭ってやる
その痛々しい姿に目を背けたくなる
次の日になったことにも気付かない程集中して看病した
突如近付いてくる気配に殺気だった
扉が勢い良く開き、入ってくる
手を向け、力を出そうと構えたが
「―こ…っ「昶静かにしろ」」
低い地を這うような声に昶は黙った
ベッドの左に座っている闇夜は、ただ汗を拭い髪を撫で続けている
「ぅ…?…あれ?アキ…?…に…みんな…」
「あれ?じゃねぇよ!何があったんだよ!?」
闇夜は洸に眼鏡を渡した
それに微笑し、かけた
「あはは…驚かせちゃってゴメンね。暇だったから綻びを探してたんだけど…ちょっとヘマってコクチにやられちゃった…途中で闇夜が来て助けてくれたから軽傷で済んだんだけどね。情けないトコ見せちゃったね」
「洸、軽傷とかふざけたこと言ってんじゃねェよ?これのどこが軽傷なんだ?この阿呆!!舐めてんじゃねェよ!!やられちゃったとか言ってんな!!対価治癒はしないでくれって何だよ?俺を舐めてんのか?」
そう怒鳴る
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