#001
夢小説設定
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由宇は汗を流した
(一発…であてたよ。ハハッ)
笑い、校庭を睨んだ瞬間ガラスが割れた
由宇は割れる前に避けていた
(戦闘タイプのコクチが二体。境界線もマズいな)
綾が皆を避難させている間に昶と由宇は窓から飛び降りた
「昶、良く分かったな…俺だって。これが終わったら何でもきいてやるよ。死ねは駄目な」
手を広げ、瞼をおろすと由宇から闇夜へ…
「一匹は昶に任せる。白銀はさっさと境界線直せ」
「わかってますよ。ワタシは破れた境界線を修復して来ますから、昶君はコクチが人を襲うのを止めて下さい。それからあの戦闘タイプのコクチは昨日の巡視タイプとは比べものにはならないくらい強いので気をつけて下さいね。あ、そうそうどーせ見えないんですから、好きなだけ暴れちゃって結構ですからねv」
「いーからさっさと行けッ!!!…ったく…明日は休校だな…」
昶が追ったのを見届けてからコクチと向き直った
「さて、どうするかな。このコクチと境界線」
剣を鞘から抜き、戦闘体勢に入った
「いたぶるか一瞬か。ま、良いや」
コクチを跡形も無いくらいに刻み、再生出来ないようになるまで斬った
コクチは居なくなり、鞘に剣を戻した
地面を蹴り、昶を探しに向かった
窓が割れる音がして、窓に駆け寄ると昶の肩にコクチの鋭い手が刺さっている
飛び降り、コクチを蹴り飛ばした
「テメェ、誰に手出したか分かってんのか?」
尋常じゃない殺気を放ち剣を抜き、切り刻んだ
再生しようとした時、消えた
それを見届けて、昶に駆け寄った
「肩、大丈夫か?ごめん‥守れなくて」
俯き、服を握り締めた
「本当に、ごめん‥」
「闇夜のせいじゃねェし…」
「でもッ!!…傷見せて。治すから」
肩で息をする昶を見て顔を歪める闇夜
「…だいぶ手酷くやられたみたいですね…」
「白銀…」
「やはりまだ戦いはムリですね。あ、でも傷は治せますから心配しな「説明しろよ。」」
「…え?」
「よく考えたらお前何も俺に説明してねーじゃん。俺に何やらせてェのか知らねーケドさ…っ。ちゃんと説明しろよ…!」
「昶君…?」
それから昶は黙ってしまった
闇夜は白銀を軽く睨んだ
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