#005
夢小説設定
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コンコンと軽く窓をノックする
直ぐに窓が開き、中に入る
「こんな時間にどうしたんだよ?」
「白銀、借りて良いか?」
あまりにも真剣な眼差しで言う闇夜に、何でだ?とは聞くことが出来なかった
「あぁ」
「有難う。」
「では、行きましょう」
白銀の言葉に頷き、昶の家を出た
ある程度の場所まで来て止まった
「話というのは?」
「マスターのことでちょっとな…」
「マスターがどうかしたんですか!?」
「彼奴相当無理してる。さっき行ってきたんだけど、顔色が悪い…影の浸食が進んでるのが関係してるのかもしれない」
「そうですか…やはり浸食が。昶君にはもっと頑張っていただかないといけませんね」
「マスターのことみといてくれ。俺の周りには無理する奴が多いみたいだからな…」
「闇夜もですよ」
「…。まぁ、そういうわけだから頼んだ」
「口調がコロコロ変わるので面白いです」
「五月蝿い。用はこれだけ。じゃーな」
ぷぃっと横を見ながら言う闇夜に笑う白銀
「笑うんじゃねェよ///」
「闇夜が可愛いからいけないんねェんだ」
「!!いきなり素に戻んな。あの胡散臭い紳士キャラを定着させつつあるのに」
「定着させなくて結構です(黒笑)」
「うっわ、怖。昶にも見せてやりてェ」
無言で黒い笑いを見せる白銀に、闇夜の顔が引きつっていく
「まぁ、良いや。また明日学校で…」
「何言ってるんですか?明日までお休みですよ」
「そうだった気もしなくもない…でも、明日会うのはあまり変わんねェな」
苦笑いしながら言う闇夜
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