#004
夢小説設定
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人差し指を唇にあて、その腕から逃れた
「三人とも知り合いか?」
「洸はレイなんだよ。んでー洸はココで掃除してんの…境界線の綻びの」
バッと現れるコクチ
「お、時間だな!」
「洸、さっきの約束破らないよね?まさか破らないよね?俺に任せるよね?」
「…任せるよ。」
「それは良かった。んじゃ、さっさと終わらすか」
そう言って、コクチに向かって飛び込んだ
瞬きに値するかしないかの速さでコクチは全て消滅した
綻びのある場所を塞ぎ、立ち上がった
昶達が居る場所に戻ると、洸が膝を着き忠誠を誓っていた
「あ、ヤバッ」
目眩が襲い、鉄鋼から落ちた
それにいち早く気付いたのは洸だ
レイになり、闇夜より下に行き抱き留めた
「ごめ…ッ。」
「ちゃんと掴まっててね~」
ダンッと勢い良く上に向かっていく
「皆俺ンち来いよ。コーヒーぐらい出すよん。」
「降ろしてくれないのか?」
「当たり前だよ。ほら、行くよ」
洸の家へと足を踏み入れる
「ココが俺ンちね。何もないけど上がっておくんなまし」
「へぇ…外は廃墟と変わらないのに…中はキレイですねェ」
「まぁそっちのが都合良いからね」
「都合?」
「洸兄は不法入居者なんだよ。電気も水道もその他諸々全部盗んでんの」
「まァ俺にかかればこの程度ラクショーよ!あ、ちなみにガスはプロパン仕入れてきてっから一応自費ヨ。」
「別にイバるような事ではないですし、むしろ人として最低ですよ。」
「何でも良いから降ろして」
ソファーに優しく降ろされ、髪を撫でられた
「三人はコーヒーブラックで良い?」
「良いよ。有難う」
ソファーにもたれ掛かりながら話に耳を傾ける闇夜
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