#004
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洸は近付き、その髪に触れた
手触りが良く、何時までも触っていたくなるような髪だ
闇夜を姫抱きにして、ベッドに寝かせた
洸はそれを眺めて、踵を返した
三時間後、きっちりと闇夜を起こした洸
「有難う。そろそろ行こうか、白銀なら来そうな場所に」
「そうだね」
「洸、おいで」
それに従い近付いてくる
腕が届く範囲に来て、体が痛みに負けそうになるが腕を引っ張った
「誰が洸を咎めても、私が礼を言うわ。―――洸、生きててくれて有難う」
「!!闇夜」
ギュッと背中に腕が回り抱き締められた
「闇夜、闇夜、闇夜――」
「何?」
どんなに名前を呼ぼうとも、優しく返事をする闇夜
洸の肩が震えているのが分かる
背中をゆっくりさすってやると、更に強く抱き締められた
「あ、その///」
「良いよ。気にしてない。目が赤いから少し冷やしましょう。否、元に戻しましょうがあってますね」
洸の眼鏡を外し、手をあてた
「我の手は癒やしの手 全てを治す手 戦場へと向かうために 全てを治せ」
手をゆっくり外し、元に戻った瞼に軽いキス
「じゃ、行きましょう」
洸を先頭に鉄鋼の上に立ち座った
隣で煙草を吸う洸に寄りかかりながら、空を見上げた
「…てかさまた会えるなんて思ってなかったよ白銀サンv」
洸に寄りかかるのを止め、立ち上がろうとすると支えられながら立ち上がった
「有難う。大丈夫よ」
白銀は胡散臭い笑みを見せた
それに顔をしかめる
「会えると思ってなかった…それはワタシも思ってましたよ、洸。貴方…なぜ生きてるんですか?」
その言葉に闇夜はピクリと反応した
眉間に皺が入る
「そして何ですか。その‘うわ、何か変なモン食っちゃった!’っていう顔は」
「いや…たとえが判りにくいから!ていうか何!?そのキャラ!不気味な程サワやかな笑顔にうさん臭ェ口調って…うわキショク悪ッ!!」
そう言いながら抱き付いてくる洸
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