#004
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昶の話はこうだ
あと一人の王に協力してもらうのは無理なのかということ
「無理だな。彼は今こちら側に流れこようとしてる闇を一人で押さえている。はっきりいって物凄く大変なことだ。彼の『子』達にも世界中で起こってる『綻び』に対応している。そんな奴等に協力してもらうのは闇を広げることと同じだ。はっきり言って自殺行為に近い。だから俺等でなんとかするしかない。一刻も早く」
それに昶は考えている
その後賢吾の馬鹿発言に昶が突っ込んだ
闇夜は賢吾の怪我の治療を終えると、髪を撫でて笑みを見せた
「闇夜優しいー」
犬のように胸に走ってくる賢吾に手を広げるが、それを赦さぬというように昶と白銀が殺気を出した
それに賢吾は震えながら避難した
「まぁ因子持ってる人なんて能力者より少ないですし、それに変換しないにしてもこんな話信じてくれるような人なんてまずいませんよ…」
それを否定した昶に
「「「「え?」」」」
声が漏れる
「誘ってどう反応するかは判んねェけど…ちょっと変わった人だし乗ってくれる確率は高いと思う…それに何より…その人は変換なんて必要ないくらいメチャクチャ強いし…」
「あ!その人ってまさか!」
ちょっと嬉しそうな顔をする賢吾
「え?何?賢吾も知り合い?どんな人よ?」
「…放課後久しぶりに会いに行くか…」
昼休みを終える鐘が鳴り、綾が引きずって教室に連れて行こうとする
そうこうしている内に放課後になった
昶と賢吾の後を着いていくと廃工場街に着いた
その目的の人がでうやら此処に住んでいるようだ
綾がますます判らないわと呟いた瞬間
「フムフム…綿100%白パンツか…味気ないと見せかけてさり気なく健康的な色気がマニア向けと言えるな…」
「!!!何してんのよこのチカン野郎!!!」
凄い蹴りが飛んだ
眼鏡もだ
カシャンと落ちた眼鏡を拾ったのは闇夜だ
綾がその男を足蹴にしていると賢吾が声を出した
「あ!洸兄!久しぶり―」
「え!?」
嘘でしょというように賢吾を見る綾
「おぅ!!ケンにアキ!ひっさしぶりーvお兄ちゃんサミしかったんだぞぅ!?お前ら最近ぜーんぜん遊びに来てくれないんだもんっ」
「あの、眼鏡落ちてましたけど」
「ちょ、」
そう言って固まる
.