#003
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
マスターに視線を滑らせる
「マスター平気?」
「闇夜のが心配ですよ」
「私は平気よ。三人にお願いがあるの。此処の無装擬界を解除したいから、別の遠い場所に行ってくれる?無理…かな?」
少し上目遣いの闇夜
「わ、分かった。また後でな///ほら行くぞ」
「「おぅ/そうね///」」
三人は顔を赤くして去っていった
「マスター解いて。大丈夫、負荷は軽いからね」
マスターは大人しく解除した
前に倒れ込むように崩れるマスターを支え、座らせた
血を吐くマスターに闇夜は優しく抱き締め謝った
「ごめんなさい。」
そう言うと咳込みながらも、口を開こうとするマスターの唇の前に人差し指を置いた
「もうしないで。絶対に…マスターがやるなら私がやるから。良い?」
それに仕方なく頷くマスターに笑みを返し、口元を伝う血を親指の腹で拭った
「血がつくよ」
「そんなの関係無いわ。毒に当てられたのは私の責任。回避出来なかった…あなたの痛みを和らげるくらいしか出来ない」
そう言って血の付いていない方の手でマスターを引き、抱き締めた
「彼の痛みを退けよ 彼の者に責任の無い痛みは私の力を対価に零へと戻せ 彼の者に安らぎを与え 痛みを無くせ 治癒を与えろ 対価治癒」
体を離し、髪を撫でて立ち上がった
「あ…無理かも。」
ふらっと倒れた闇夜を支えたのはマスターだ
「有難う。まだ大丈夫よ…帰るわ」
「闇夜、戻って」
「わかったわ」
人の姿に戻ると、腕を引っ張られた
姫抱きにされ、送ってくからねと言われ溜息を吐きながら頷くことに…
その後、ベッドに寝かせられ記憶はもう無い
.