#003
夢小説設定
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それを見て闇夜は微笑んだ
「賢吾。今回は今までのケンカとは違うぞ」
「?…うん…」
「死ぬようなケガもするし…むしろヘタしたら…たぶん死ぬ…何より…お前はこの件に関係ないんだ。本来なら首ツッ込んでまでそんな目に合う必要はお前にはねェ。だから…俺は…どっちかっつったらお前には入ってほしくない」
ばしんっと賢吾は昶の背中を叩いた
「なーに今さら水くせえ事言ってんだよ!昶」
「はぶっ!?痛ッ」
「言っただろ?お前の後ろは俺のポジションだ…って。昶の今抱えてる問題が俺に関係あろうがなかろうが、それは変わんねーんだからさ。背中ぐらい…預けていいんだぜ?昶は俺の相棒なんだし」
「賢吾。お前…それ、素?ハズカシい奴め」
(やっと思いが通じたね…)
「!!わっ…悪いかよ!!別にいいだろ!!せっかくイイ事言ったのに!!」
「~~~っ受け取れお前のだ」
そう言ってぶっきらぼうに賢吾の胸に押し当てた
「何コレ!?グローブ?こっ…これってもしかして…!!」
「背中…ちゃんと守れよ、相棒」
「任せろ!!」
「で?そういうアンタはどうなのよ昶?覚悟は決まったの?」
「そうだな…これで俺だけヘタレてんなんて…ダセェからな…」
手には珍しい形の刀
(覚悟を形に変えることが一番難しいんだけどなー)
「それじゃいっちょ…害虫退治といこいじゃねェか」
「おうっ!!!」
焔緋はそれでも余裕そうに笑っている
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