#003
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
体が震え出す闇夜…
怒りか、恐怖なのか
「…賢吾…アイツは…大丈夫なのか?アイツも見えるようになってるなら危ないんじゃ…」
「そうですね…では昶君と綾さんは賢吾君を…ワタシと闇夜は焔緋をおさえます」
「判った「嫌、もう遅い」」
「その必要はなかろう?」
ドンッ
体に威圧感がかかり、昶と綾は動けず顔を真っ青にした
「久しいな…白銀。息災であったか?」
「……。」
「くくっ…愚問であったな。そう睨むな」
「焔緋…」
「そなたは誰だ?」
その問に微笑し、姿を変えた
「闇夜だけど?何か」
「闇夜、会いたかったぞ」
「俺も会いたかったよ…」
殺気立っている闇夜に気付いてはいない焔緋
周りは更に青い顔をしている
「賢吾!!?…そいつに何をした…!」
「あぁ…この少年か。ふっ何…ただ少し戯れてやっただけだ…」
「…っざけんな…!」
走り出そうとする昶を白銀と闇夜が制した
「…っ!?」
「アナタのそういうやり方には、つくづく嫌気がさしますよ。アナタの目的はワタシを消滅させる事でしょう?ならば人質をとるなどセコい事はせずに…正々堂々と戦おうじゃありませんか」
「く…っあはははははははは!!!自惚れるでないわ。今のそなたなど恐るるに足らぬ!」
白銀は歯軋りをした
「そなたの知り合いらしいな。返すぞ」
パッと手を離すと賢吾は真っ逆様に落ちていく
「けん…っ!」
(やっぱり大切なんだな)
「放せ!!賢吾が…っ」
(何かが…まさかコクチ?)
ストンッ
「何…!?あの高さから落とされたのに…!?」
「その少年…なかなかの逸材だったようだ。何者かによって塞がれはおったが…その少年の闇の許容量はかなりのものであったぞ?」
「けん…ご…?」
昶は目を丸くしながら呟いた
.