#003
夢小説設定
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そこには四人の影
「お前等何やってんの?賢吾沈んでんじゃん」
頭を撫でながら言う闇夜
「あ、生き返った」
それを見届けてから三人の傍に言った
歩くのも面倒くさいかのように一歩が短い
「だから…っ無視すんなよっ!!!てゆんかいいなぁーっソレいいなーーっ!!!俺もほしいほしいほしい~~~ッ!!」
「キッズかアンタはっ」
その時昶が立ち上がり賢吾の顔面に蹴りを入れた
「ぐはぁっ!!?」
昶は綺麗に地面に着地し、闇夜は賢吾を受け止めていた
「賢吾…?平気?」
「うぅ…平気」
「なら良かった。あんまり無理すんなよ…」
ぽんぽんと頭を叩いた
「お前うるさい。」
昶が言った言葉に勢い良く起き上がった
「口で言えよ!!なぜいつも先に足が出んだよっ。何だよ、何だよ綾ばっかりさっ!俺だってやればできるんだぜ!?」
髪を掻きながら乱暴に葉っぱを払う
「じっとしてて。取るから」
髪の毛に絡まっている葉を取り去っていく
「知るかっんな事。とにかくお前はいらねェ。ゲームか何かと勘違いしてるような奴はな」
「そんな事思ってねェよッ!!」
「賢吾動くな」
最後の葉を取り頭を撫で立ち上がった
白銀の隣に腰をおろした
自分の髪にもついているので、黒髪を外した
長い艶のある茶髪が重力に従って下に落ちた
黒髪についている葉を取っていく
「白銀、空気ヤバいと思うんだけど」
「えぇ。ヤバいですね」
「判った。もういい…邪魔しねェよ…」
「けん…っ」
「勝手にしろ…っ」
その顔はいつもの賢吾からは予想されない顔と殺気だった
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