#002
夢小説設定
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ルルを拒否し、昶の前に立ち頬を叩いた
「ルル。」
「はいっ!」
「なぜアナタが此処に居るんですか?」
「心配しないで。焔緋様は関係ないもの。ルルは白銀様が生きてるって聞いて会いにきただけ」
「……。」
「ずいぶんと変わっちゃったみたいだけど…悪くないわ。でも残念っ。アタシそろそろ帰らないとなの。長くコッチ側にいるの好きじゃないからね。白銀様、闇夜様それからアキラ君。また遊んでねvアナタはいらないケド」
「二度と来るな」
「――消えた…」
「…ッ」
昶は白銀に殴りかかったが、受け止めた
「――…何ですか?」
「―――なせよ…全部話せよ…っ!何なんだよお前…!何のつもりで――――…俺に…―――!」
「白銀、俺らも言うしかねェよ。」
「ワタシは…シンの直結王族。ワタシの存在意義は唯一…光と影のバランスを保ち続ける事――…それだけです。」
「俺等の世界では本来王は…二人…一人は白銀そしてもう一人が焔緋。彼奴の目的は白銀と違っていた。調和を求める白銀に対し彼奴は独裁を望んだ。その目的の邪魔になった白銀を追放し、彼奴は影世界の独裁者となった」
「そして今はこちら側すら呑み込もうとしているのです。…ワタシはバランスを保つ存在…そして焔緋はワタシの罪のようなモノです…彼を殺すためなら…ワタシは何だってやってみせますよ――…そして…それは同時にキミの存在意義でもあるんです」
「…俺の?」
「世界は全て対になっている」
「―――…まさか…!?」
「そう。影があるなら光がある。影人がいるなら光人もいる。シンの対は“レイ”コクチの対は“ハクア”もちろん王の対も。つまりキミは光人…“レイ”の直結王族――…キミはワタシの対なんですよ。」
「うっそ~~…ん…」
「本当はもう一人のレイの王である方にレイへの変換をしてもらい王として覚醒して頂く予定でしたがあの事で少し予定が狂いましてね。死なれるよりはとシンへの変換をしたのですが…そのせいでレイへの変換が出来なくなってしまったんですがね…」
「…おっ…俺は…っ―――…いきなりそんな事言われても困…いてェ!!?」
綾が力一杯背中を叩いた
「…いきなり何しやがる…!」
綾の胸倉を掴んでいる昶
「だってさ―――昶いつまでもウジウジしてて見ててムカつくもん。ぶっちゃけアンタヘタレすぎ!!」
「へ…ッ!?」
顔が歪んでいる
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