#002
夢小説設定
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鉄パイプを振り回す綾
綾の空気が変わった
(本気になったか…あういう空気纏ってる奴倒すの好きなんだよな)
「鉄パイプじゃなかったらあの攻撃当たってたな…」
「――…ッ調子に乗るんじゃ…っないわよッ!!」
ルルの手には鞭が握られている
「なっ…」
「で~~~もっ、アタシ人間の…それも女のコと遊ぶのなんてシュミじゃないんだけどなぁ。人間なのにアタシにコレ出させたコトだけはホメてあげるわっ!!だからシュミじゃないけど出させたからには少し黙らせちゃおっかな……?」
「それはこっちのセリフよっ!!」
「…綾!!そいつの武器に触るな!!」
鉄パイプに鞭が絡まった瞬間膝をついた
「く…っ!?」
「綾!?」
「大丈夫よっ。ちょ~~っと食べさせただけだからv」
「く…っ!?」
「おい、大丈夫かよ…?」
「それにねっ。ルル本当は人間イジめるために来たんじゃないのっ」
「…何だよ」
「とゆーワケでねーねーアキラ君v白銀様どこにいるの?」
「…白……銀?」
「そっ!白銀様vもちろん知ってるわよねっ?ルル白銀様に会いに来たの」
「知らねェ。」
「ウソね。」
「なっ…!?」
「だぁってアキラ君シンじゃない!それなのにそんなウソつくの~~っ!!」
「だから何で俺がシンだとソイツを知ってなきゃなんねーんだよ…」
「だって…シンへの変換は王様しかできないんだもん…」
「…何?」
「…王…?」
「焔緋様と契約したんならあっちにいるハズだし、ルル達ともお友達だもん。だからルル達と友達じゃないアキラ君は白銀様の“子供”ってコトになるでしょ?でもいいなぁ。ルルも白銀様と契約したかったなぁ…あ、こんな事言ったら焔緋様に殺されちゃう」
「“王”って…どういうコトだ…」
「どう…ってそのままだよ?白銀様はシンの直結王族…影そのもの「ルル!!やめろ」」
「えー」
「この姿だからか、わからないか」
瞼を閉じ手を広げると影になった
「闇夜様?」
「ハァ、お前今何言おうとした?誰の許可を得て昶に言おうとしてんだ?なぁ、殺されたいのか」
殺気に背筋が凍った
「さっさと帰れ…ムコウに。白銀はまだ昶に言ってない。部外者が口出しするな…」
「…はい。でも。アキラ君って劉黒様に似てるよね」
「「ルル!!!」」
白銀と声が被った
その尋常じゃない2つの殺気
だが、ルルは気にせず駆け寄った
(あぁーハンパなくイラつく)
乱暴に髪を掻いた
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