#002
夢小説設定
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昶の瞳の下はクマがある
「寝不足?」
「まぁ…な。そういう闇夜はどうなんだよ」
「俺は何時もの事。だから授業中寝てんの」
「何で寝不足なんだよ。」
「色んな所行ってコクチ退治してんの。倒し終わる頃は朝で真っ直ぐ学校っていうワケ…日々疲れは溜まっていくのでした。ちゃんちゃん」
「寝ろ」
「へ?」
「今直ぐ寝ろ。でないと殺す」
「わ、分かったから。寝るから~(泣)」
手を振りながら言った
後退りしていると、賢吾の肩にぶつかった
「ゴメッ…昶寝るから。その顔止めて…本気で。寝るにも寝られない」
「…分かった」
ふぅ~と息を吐き出し、賢吾に体重を預けた
瞼をおろし、意識を沈めていく
五時間ぐらい経った時、怒りを帯びた気配が近付いてくる
瞼を開け立ち上がった
「逃げさせてもらう。後頼んだ!頑張って」
肩を叩き、脱兎の如く走り去った闇夜
門の前で止まり、後ろを見た
昶達も来ている
そのまま勢いにまかせて門の外へ…
それを追う闇夜
やっと足が止まり、駆け寄った瞬間
バッと振り向き今来た道を睨んだ
(今の気配)
「白銀…今の」
「まさか、彼が…」
「賢吾お前には関係ねェ事なんだよ。首つっ込んでくんな、ウゼェよ。」
「―――…ッどーせ俺は…っ村人さぁあっ!!!」
「…よかったんですか?あんなにキツく言ってしまって…それに賢吾君は昶君のために協力しようとしてあたのでは…」
「昶の言い方はキツいけど、あってるんだ。巻き込みたくないから、自らを犠牲にしてでも賢吾を守ろうとしているんだよ…」
「…んなんじゃねェよ。それにあれくらいじゃ賢吾はヘコまねェよ。」
(昶、そうじゃないよ…賢吾なりに強がってるだけだよ。昶と一緒に笑っていたいから…気付いてあげて。お願いッ!)
後ろを歩いているため今闇夜が悲痛な表情をしているかなんて分からないだろう
昶には何も言わず、別れた
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