第七夜
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「瀕死の重傷を負い十字架に吊されてもなお、かろうじて生きていた元帥は、息を引き取るまでずっと歌を歌っていた。
せんねんこうは…
さがしてるぅ♪
だいじなハート
さがしてる…♪
わたしはハズレ…
つぎはダレ…♪」
「センネンコー?」
「伯爵の愛称みたいだよ」
「ほー」
「アレンくんとリナリーが遭遇したノアがそう呼んでたらしい」
「あの…大事なハートって…?」
「我々が探し求めとる109個のイノセンスの中にひとつ、心臓とも呼ぶべき核のイノセンスがあるんだよ。それはすべてのイノセンスの力の根源であり、すべてのイノセンスを無に帰す存在。それを手に入れて、初めて我々は終焉を止める力を得ることができる。伯爵が狙ってるのはそれだ!」
「そのイノセンスはどこに?」
「わかんない」
「へ?」
「実はぶっちゃけるとサそれがどんなイノセンスで何を目印にそれだと判別するのか石箱に記いてないんだよーーもしかしたら、もう回収してるかもしんないし、誰かが適合者になってるかもしんない。」
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