第三夜
夢小説設定
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石の階段に頭をうずめ体育座りをしていた。
「アレン?」
「!」
無言でアレンに寄り、やんわりと抱き締めてあげた。
「翠?」
「大丈夫、大丈夫。泣くなとは言わないから。思う存分泣いちゃえよ」
「…りがとう…ざいます」
「いえいえ(笑)」
「何やってんだ。しっかり見張ってろ」
「あれ…?全治5ヵ月の人がなんでこんな所にいるんですか?」
「治った。」
「ウソでしょ…」
「本当だよ。あ、ライト知らない?見つかんないんだよ」
「さっき、下にいたぜ」
「おっ!まじで。呼んでくる」
アレンを抱き締めていた手をほどき立とうとしたら、今度はアレンに抱き締められていた。
下を向いたら頭を横に振っていた。
「後でいっか」
もう一度座りアレンの頭を撫でた。
「コムイからの伝達だ。俺はこのまま次の任務に行く。お前らは本部にイノセンスを届けろ」
「了解」
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