｢エクソシストだが？｣






｢ｹｹｹｹｹｹ｣





翠を庇うために抱き締めた。





｢ユウ…？｣





｢アレ？死ねよ！｣




｢死ぬかよ…俺は…あの人を見つけるまで死ぬワケにはいかねェんだよ…俺は…｣





｢ｷﾞｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬすげー立ちながら死んだぞ!次はお前だ｣






後ろからアレンが走ってきて、アクマの体を真っ二つにした。





｢お前ええぇえ!!!｣




｢ユウ？ユウ!!!｣




バァアン




｢神田!!｣






｢…ハ…ハ…｣




(!呼吸してる、まだ生きてる)





｢アレン…移動する。ユウ…は持つ｣





｢翠…あなたは僕より傷を負ってます。無茶しないでください｣





｢問題はない。背骨の一本や二本。アレンだってトマを持つんだから｣





｢分かりました。無理はしないで下さい｣





どんどん道のりを進んでいく。





｢ウォーカー殿…私は置いていってください。あなたもケガを負っているのでしょう…｣




｢なんてこと無いですよ！｣










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