第三夜
夢小説設定
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「同情はいらない。」
「同情じゃありません。」
「親の形見を馬鹿にされて、可哀想だなって思ったんだろ?」
探索部隊が、謝まり始めた。
「すいませんでした。」
「形見だなんて、知らなくて…俺も親を亡くしてるから。その気持ち分かります」
「す…いません…」
バズが謝った…
「もぅ…ぃぃ。」
「すいませんでした」
「死ぬのがイヤなら出てけよ。お前ひとり分の命くらい、いくらでもかわりはいる」
神田は翠の頭を撫でた。
「ストップ。関係ないとこ悪いですけど、そういう言い方はないと思いますよ」
「放せよモヤシ」
「アレンです」
「はっ、1ヶ月で殉職なかったら覚えてやるよ。ここじゃ、バタバタ死んでく奴が多いからな。こいつらみたいに」
神田の手首に力を入れ始めた。
「だから、そういう言い方はないでしょ」
「早死にするぜお前…キライなタイプだ」
「そりゃどうも」
「モヤシだって…フッ」
「アレンです。」
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