最終夜
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その行為を見てる者達は思考がストップしていたことを二人は知らない
「アレン、もしもの時の話だよ」
「それでも嫌なんです」
「その気持ちだけで十分私は幸せだよ」
ニコッと笑みを零し、アレンを抱き締めた
(もしもの時は皆から記憶消さないとな…念入りに)
そう思うだけで、涙腺が壊れそうだ
アレンを抱き締める腕に力を入れ、堪えている
(そしたら、その時こそさよならだね)
「つっ―――」
自分で思っているだけなのに涙が溢れてくるのは、アレンや教団の皆が大好きだから
家族同然のような人達
その人達から自分の記憶が無くなったら
とても辛い
でも、そしたら皆が哀しまなくて済むから
辛いことや苦しいことを味わうのは自分だけで良い
皆はもう
笑っていて...
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