最終夜
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それだけ蒼を思っている事が痛いほど伝わってくるからだ
翠は蒼から視線を逸らした
「青龍居るんでしょ?穏形してるのは最初から知ってる」
{…気付いてたのか}
「当たり前。…蒼を助けたいんだ。心の底からそう思ってる…蒼を含めた皆とこれからを過ごしていきたいと私は思ってるの。それでも駄目なのか?反対か?必ず戻ってくるから…お願いだよ。頼む…よ」
涙を流しながら頭を下げる翠
流石にここまでするとは思っていなかった青龍は目を丸くしながら慌てている
{必ず、戻ってくるんだよな?}
「当たり前だろ?1人の人間として二言は無いよ」
{じゃ、行ってこい。だいたい止めたって…行くんだろ}
「…ごめんな?兄を救いたいからさ」
{良いよ…自分の意見通す所は昔と変わってないのは知ってるからな…制限時間は30分だ。それ以内で戻ってこい}
「分かってる…有難う」
小さく微笑んだ
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